世界遺産への登録
原爆ドームの登録審議は、1996年に開催された世界遺産審査委員会で行われた。このときアメリカ合衆国は、原爆ドームの登録に強く反対。調査報告書から、世界で初めて使用された核兵器との文字を削除させた。また、中華人民共和国も、日本の戦争への反省が足りないとして、棄権に回った。
登録基準
この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
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顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰、または、芸術的、文学的作品と、直接に、または、明白に関連するもの。(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている。)
危機遺産への登録問題
2006年、周辺の緩衝地帯で高層マンション建設が進んでいることが発覚。周辺の景観が破壊され、同様の景観問題を抱えていたケルン大聖堂のように危機遺産へ登録されてしまうのではないかと心配されている。しかし、原爆ドームは負の世界遺産であり、原爆ドームの存在が都市の発展を阻害するのはむしろ本末転倒ではないかという声もある。